子育て散歩2
子育てに悩んでいるお母さんは、一生懸命わが子のためにと思って毎日努力しています。
しかし、一生懸命努力するほど空回りしてしまい、うまくいきません。
子どもは子どもで、お母さんのそんな苦労を知らずに彼は学校に行かずに家でぶらぶらしてゲームで遊んでます。
子どもはとうとう不登校になったのです。
お母さんは毎朝、彼のベッドまで行って彼を起こすのですが一向に起きてきません。
彼にとっては家にいるほうが楽ちんなのです。
お母さんは一日中、家にいる子どもの世話をしていました。
勉強が遅れては困るので、お母さんがそばについて教えていました。
不登校の病気を治すことはできないのでしょうか。
不登校は病気なのでしょうか。このまま家にいると引きこもりの青年になってしまうのでしょうか。
彼が学校に行かない理由は何なのでしょうか。
学校へ行こうとするとお腹が痛くなる。
ベッドから起きてこない。
昼夜逆転して夜間ゲームばかりしている。
子どもに対してどのような対処方法があるのでしょうか。
そうやって悩みを抱えたお母さんがたくさんおられます。
子どもの世話を始終しているのを少しやめてみませんか。
子どもの世話をするかわりに、時間があるから仕事に行くのもよいと思います。
子どもは母親の変化をどう思うでしょうか。
最初は泣き叫ぶかもしれません。
しかし、いつまでもそんなことは続きません。
とうとう子どもは諦めて自分で食事を作り、掃除をして、家事をするかもしれません。
家に居るのが飽きて学校に行くのを決断するかもしれません。
いずれにせよ、何か変化があるはずです。きっと良い変化だと思いますよ。
解決志向という考え方があります。
そのセオリーに
1 いまうまくいってるなら、それをつづけろ。
2 一度やってうまくいったならまたそれをせよ。
3 うまくいかないならなんでもよいから違うことをせよ。
があって「うまくいかないなら、違うことをせよ」を実行すると変化が起きるのです。
お母さん、なんでもよいから違うことをしてみてください。どんな些細なことでも結構です。
例えば、朝、子どもに朝の挨拶を今までしてなかったけど、「おはよう」と大きな声で声をかけたら子どもはびっくりして小さな声で「おはよう」と返事したわ。
そのような単純なことで結構です。その変化が雪だるまのように大きな玉になっていくのです。
さあ、明日からやってみましょう。
