子どものゲーム依存

2021年10月14日

スマートフォンを持っている子どもはネットゲームにはまる子どもが多い。

仮想のメンバーとチームを組み、敵と戦うのだ。そのスリルは一度味わった

ものでないとわからない。チームのメンバーとは不思議な連帯感が生まれ、

チームから抜けることも自由にできない状態になる。

子ども達は追い込まれたようにゲームのとりこになり、そこから抜け出す

ことができなくなる。

時間はあってないような状態になり、深夜から明け方までゲームを続ける

ことが当たり前になる。

 朝は眠気に襲われて、とても学校に行けるものではない。

 このような依存は青年に多いが、中高生にも増えている。

なかには小学校高学年ころから親がゲーム機を与えてネットゲームを

始めている。

 依存状態になる前に親がゲームの使用時間を制限し、子どもに守らせる

ことが必要だ。

 依存症になってしまった場合。これは覚醒剤依存症の治療と同じように

 本人に認知行動療法に基づくプログラムを行わせ、家族には依存に関

する知識を身につけてもらい、家族と依存症者の関係を理解してもらい、

依存症者にゲーム機を与えることのないよう家族に協力を求めることが

必要である。また本人に対する本当の愛情を持って接してもらうことが

必要だ。それが依存からの回復につながる。

こんなことにならないために、子どもに依存の怖さを理解させ、ゲームの

使用時間、回数を制限するのを納得させることが大切だ。

 

コラム

Posted by エリク