京王線電車内の刺傷事件
2021年10月31日に東京都調布市を走行中の京王電鉄京王線車内で24歳の男が刃物を持っていたことを注意されて激高し、その男性を切りつけ大けがを負わせた周囲の乗客に切りつけ車両に液体をまき、18名の乗客に傷害を負わせたもの。
24歳の男は少年時代は大人しく人に危害を加える男ではなかったという。男は小田急線事件を模倣した犯罪だと述べている。
男を凶行に駆り立てたのは職場におけるトラブルと友人とのトラブルだろうか。
男は死刑になって死にたかったと述べていているが、自分で死ぬ勇気すらなかったと思う。
死刑になりたいと凶行に走るケースが散見される。その多くは自殺願望が高じて凶行に走っている。
少しの些細なきっかけからよく考えずに事件を起こしてしまっているのだ。自暴自棄といえばそれまでだが、周囲に相談する親しい友人もなく、自分勝手な考えを思い巡らせて、新聞やテレビ、ネットで報道された事件に触発されて短絡的に起こしている。
これらの凶行を防ぐ方法はあるのだろうか。
凶行の一歩手前で踏みとどまり、誰かに相談していたとしたら。
また状況は変わっていたかもしれない。
私はそうした彼らの相談に乗りたいと考えている。
一歩手前で踏みとどまったとき、また、それへ突っ走っているとき、ふと自分自身の行動に気付いたとき、
声をかけてほしい。いつでも相手をするよ。君の心の闇を聴かせてくれ。待っているから。
