最近の犯罪事件の原因について
東京大学正門前で起きた少年による刺傷事件。
大阪で起きたクリニック放火殺人事件
埼玉県で起きた医師射殺事件
これらの事件は共通するところはないように見える。
東大正門前事件では、受験に失敗するかもしれない青年が失望して受験生を攻撃している。
大阪の放火殺人事件は自殺願望のある男がクリニックの患者や医師を巻き添えにしようと自棄的に行ったもの。
埼玉県の事件は母親が死亡したことにより生きる希望を失い、医師を巻き添えにした事件。
3つの事件とあと、京王線で起きた刺傷事件も類似事件に含まれるだろう。京王線の犯人は、職を失い、生活の
目当てもなく、自棄的な犯行を行っている。
これらの事件に共通しているのは、自棄的行為。自分一人で死ぬのではなく、巻き添えにして死んでやろうとい
う行為である。死ぬ気持ちがあったかどうかは不明だが、巻き添えにしてやろうという気持ちがあった。それも
本当に浅はかな思い付きの行為である。その結果、どうなるのか思いが至っていない。稚拙というべきだろう。
しかし、気をつけないといけないのは、このような考えに思い悩んでいる人々が多くいるというのも事実だ。
死にたいのだけれど死にきれない。人を巻き添えにすれば死ねるかもしれない。
そんな軽率な考えが頭のなかをぐるぐる巡っている。
コロナ禍で生活が立ち行かなくなっている人が増えていること
人に対して優しさがなく、自分のことしか考えない人達がいること。
そのような状況の中で苦しんでいる人が多い。
どうすればそのような人達を救えるだろうか。
私一人の力ではどうすることもできない。
だけど、一人の力でもなんとかしようという気持ちの者が全国に何万人いるだろうか。
その人達の力が結集すればなんとかなるものだ。
