こころの病、私を苦しめる存在

こころの病、統合失調症は妄想、幻聴など様々な症状が出て患者を苦しめます。

双極性障害、うつとそうが入れ替わる。うつが長い時もあるし、そうが目立つときもあります。

うつ病、双極性障害とは違う。うつ傾向が長く続く。耐えられないと自殺を選ぶ人もいます。

その他、適応障害、PTSD、発達障害…

こころの病の人が二番目に苦しむのは、抗精神病薬だ。長期間服薬するが、副作用に悩まされる。よだれが流れててきたり、だるさがあったり、手が震えてきたりなど様々な症状が出てきます。クロザピン(クロザリル)のような治療抵抗性の統合失調症患者に投与される副作用に強い薬もあります。

薬は突然やめると症状が出るおそれがある。徐々に段階的に減らす必要があります。

精神科医の考え方によって投薬量も薬も変わります。薬が限られている場合は同じものになりますが。

薬だけしか治療方法がないのですか。

という質問に対しては、「いいえ」と返事できます。

科学的に効果が証明されている(エビデンス)認知行動療法などの心理療法を薬物療法と併用すれば、治療効果が上がることが研究結果から明らかにされています。

うつ病は以前から認知行動療法が適用されています。アメリカのA.ベックが開発した認知療法がうつ病に非常に効果があることが知られていました。認知行動療法というのは認知療法と行動療法が組み合わされた心理療法です。誰が作ったというものではありません。自然にできあがったといえばいいでしょうか。

現在、統合失調症や双極性障害にも認知行動療法が適用されています。妄想や幻聴に対して認知行動療法が効果を上げています。

まあ、完全に消えてしまうことはありませんが、減少させることができます。

ぜひ経験してみたいという方は当Erick’s Counseling Room(エリクズカウンセリングルーム)までご連絡ください。

こころの病は患者を孤立させます。

病気に対する無理解と患者自身も外出しなくなり、外の人達との関係が切れてしまいます。

デイケア等に参加して、患者達と交流している人はいいのですが、孤立が一番患者に悪いです。

話をしないと、話を聴いてもらわないと病気が悪化していきます。

社会の人は無理解な人ばかりではありません。

あなたのことを理解してくれる人達もいるのです。

勇気を出して外に出てください。

コラム

Posted by エリク