プロフィール
1 私の生い立ち
私は幼いころから人見知りで友達が家に来ると家の中に逃げ込むような子どもでした。私の両親も同じようなところがあり、家に人が尋ねてくると夫婦で家の中に逃げ込んだという話を聞きました。小学生のころは友人はいたのですが、教室の中で縮こまっているような子どもでした。学校の成績は悪く、小学6年の時、算数が5点で担任の先生から叱られた覚えがあります。中学に入ってからも遅刻ばかりして先生から高校進学が難しいぞと叱責されるくらいでした。
まあ、なんとか新設高校に合格し、高校で倫理の先生から心理学という学問があることを教えてもらいました。すごく興味を持って、大学では心理学を学びたいと思い、心理学教室があった大阪教育大学に入学しました。大学ではカウンセリングを専攻し、将来はカウンセラーになりたいと思っていました。
しかし、父が大学2年の時に癌で亡くなり、大学院進学の夢が絶たれてしまい、卒業後は、法務省に入省し、保護観察官としての道を歩んだのです。
初めて自分の担当の人と自分の担当地域である場所まで出張し、面接したときは緊張しました。その人は女性を殺害した人で刑務所から出所してきた人でした。
面接の前夜は眠れなかったことを覚えています。その後は保護観察官として保護観察所や地方更生保護委員会という刑務所や少年院の仮釈放の審査をする部署に行き、刑務所や少年院で面接していました。関東や中部、近畿地方を異動し、今年の1月に最後は地方更生保護委員会委員として退職しました。
私は大学に進学した時からカウンセラーになりたい思いが強く、保護観察官をしているときも常に頭にありました。退職した途端、カウンセラーをやるとの思いが強くなり、4月にこの王寺町でカウンセリングルームを開設することになりました。
私はニューヨークの精神科医 ジュディス・オルロフの The Empath’s Survial Guide(邦訳 共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本)を読んで、その中にあった検査を自分でもやってみて自分がエンパスであることを知りました。オルロフ自身もエンパスで薬物使用などがあり、苦しんだ人なのですが、私自身はうつやそうで悩んだので、彼女の気持ちはよくわかりました。エンパスはHSPよりも共感性が鋭いと言われている人々です。
今はオルロフのfacebookのエンパスメンバーの一員として参加して情報交換をしています。
この自分の能力をカウンセラーとして生かしていきたいと思っています。人より共感性が高いことはカウンセラーにとっては武器になります。人の苦しみを人一倍理解することができるし、苦しみを癒す力があると自分では思っています。
大阪のある女性カウンセラーで肩に入れ墨がある方とお話をしたときに、あなたには癒しの力があると言われました。自分では意識していなかったのですが、今思うとそうだったのかなあと感じています。
私のカウンセリングの対象は悩んでいる方全般ですが、やはり非行や犯罪防止の仕事を長くしてきましたから、非行や犯罪をした子どもさんを抱えて悩まれているその当事者ご家族や覚醒剤や大麻などの薬物依存で苦しんでおられる方、子どもさんのゲーム依存で悩んでおられる親御さんやご本人、精神疾患で苦しんでおられる患者の方、介護疲れで心身ともに疲れている方などの相談に乗っていきたいと思っています。それ以外の方もどんどん相談に乗りたいと思いますからお電話かLINEで連絡してください。
カウンセリングなんてしたことがないという方、まず電話かLINEで問い合わせてください。お待ちしています。
2 カウンセリング関係資格
公認心理師(2021年登録)
認定心理カウンセラー(公益財団法人
関西カウンセリングセンター)
米国NLPマスタープラクティショナー
3 所属学会
日本カウンセリング学会
日本ブリーフサイコセラピー学会
日本マインドフルネス学会
日本公認心理師協会
日本更生保護学会
日本臨床催眠学会
4 出版書籍
非行の理由 専修大学出版 共著
犯罪と非行、罪と罰、更生保護の各雑
誌に執筆
田乃中保護司の事件簿 絆 文芸社
(2020年10月出版)
駄菓子屋の銀じいさんと夏休みの宿
題 amazon
2021年4月 Erick’s Counseling Room 開設(奈良県王寺町)
